「ルーツをたどる1カ月」 その2 記念公演

4月30日(火)、親鸞聖人750回御遠忌記念公演を鑑賞しました。
公演会場は、真宗大谷派難波別院。
親鸞聖人の御教えを伝えるため、教如上人により建立された難波別院は、南御堂とも呼ばれ、「御堂筋」の由来ともなっています。
105年前、この難波別院において、校祖・左藤了秀先生が、本校の前身である大谷裁縫女学校を設立されました。
難波別院・南御堂こそ、本校発祥の地であるわけです。

この本校所縁の地で、演劇「愚禿釋親鸞―道を求めて―」(九州大谷シアタープロジェクト)と、能「土蜘蛛」(山本能楽堂)を鑑賞しました。
生徒・教員共々が泉ヶ丘の新しい教育環境の中で百余年の伝統に思いをはせ、あまたのご縁を頂いて現在があることを確かめる大切な機縁となりました。

本校の「報恩感謝」の念を培うという建学の精神は、親鸞聖人の御教えに基づいています。観劇を通して若き日の親鸞聖人について学んだ生徒からは、
「役者さんの演技を生で見て、親鸞聖人の気持ちが心に入ってくるような気がした」
「親鸞聖人は、苦しみの中から最後に、自分の道を自分で決めたんだと思った」
などの感想が聞かれました。

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