宗祖親鸞聖人の御祥月命日の11月28日(金)に
東大谷高校阿倍野校舎講堂において、親鸞聖人によって示された真宗の教えを仰ぐ
「報恩講(ご恩に報いる集い)」のお勤めを高校1年生〜3年生全校生徒で行いました。
正信偈のお勤めをし、真宗大谷派参務である木越渉師の法話をいただきました。
生徒たちは、真剣な面持ちで御法話に聞き入り、
厳粛な雰囲気の中で、報恩講が勤められました。
東大谷高校の女子校としての最後の学年が参加し、
阿倍野学舎でおこなう最後の報恩講であったため、生徒の心に残る
報恩講になったようです。
以下に生徒たちの感想を掲載させていただきます。
「今日は阿倍野でおこなわれる最後の報恩講、女子校としておこなう最後の報恩講で
私たちが知らない歴代の宗教科の先生もお勤めに来てくださり、
自分も最高学年として後輩の見本になれるようにお勤めをしようと心がけました。」
「東大谷高校で、3年間参加してきた報恩講も、今年が最後でした。
毎年違う講師の先生から色々なお話を聞くことができ、仏教の教えが自分の
生活の中に何気なく存在していることに気づかされました。」
「自分の意見や考えだけをみると、周りが見えなくなり、迷惑をかけてしまったり、
困らせたりすることは誰にもあてはまることだと思います。常に相手のことを
考え、気持ちを推し量ることはしようと思ってもなかなか出来ないことですが、
少しずつ自分中心からしっかりと周りを見つめることができる大人になりたいと
思いました。」
11月28日(金)報恩講をお勤めしました。
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